>923
自分もその呼吸と連動という話、聞いたことがある。
だから点が多いなと感じる時には「あぁ…この作者は息切れしやすいんだろうなぁ」と思うこともw
あと電車内でオジサン(老眼開始年齢くらい)が読むことが前提になっている文庫は句読点などを多めにとって、
揺れる車内でも読みやすいようにしてあるという話も。
だからキヨスクなんかで売ってる本は大抵、句読点が多めだよ。
自分には耐えられんが、うちの親父殿は違和感なく読んでいるようだ。
自分の書いたものを読んでもらって、きつめに批評してもらうと
よく言われるのが「ラストが物足りない」
確かに最後をまとめるのが一番苦手なのですが
何をどうすれば物足りなさが消えるのか、なかなかつかめません。
そこで聞いてみたいのですが、文章の締めのフレーズを書く時に
気を付けてることとか意識してることってありますか?
>928
それは文章の締めのフレーズ(表現方法)の問題ではないと思うんだけど
話の重点をどこに置いてるか、という問題だとおもうけどなあ。<928
読者が話の続きを自然に考えてしまうような文章であったり、その話に出てきた
細かいエピソードをきちんと拾ってまとめている文章であれば、物足りない、と
いうことはあまりないと思う。
あってもなくても話が通じる程度の締めであれば、そこでもう一工夫してワンピ
ソード盛り込んでみたらどうだろうか。
間違えた。ワンエピソードでした。
>>928 試しに知人の本の終わりを見てみたら、だいたい約物で終わってるね。
──○○は××だった……──
とか、簡単だけど余韻が残って「読み終えた」という感じを受けてもらえるかもよ。
試してみたら?
あとはフェイクエンディングっていう新しいエピソードの導入部だけを、
文章の最後に持ってきて、そのまま終わる方法とか。
漏れは書き出しに使った一文を想起させるような単語を、最後の一文に入れるのが好き。
短編なら印象的な台詞か独白で締めることがわりと多いかなあ。
話のイメージによっても形態によってもエンディングはまったく変わってくるよ
短編をうまく切り上げるのと長編をやっと終わらせるのではまったく違うしね。
>930
ちょっと聞いてみたいんだけど、この話に続く場面をもっと読んでみたいと思うから
もうワンエピソード付け加えた方がいいのでは、という批評をもらった場合は
「話の続きを自然に考えてしまう文章」としては失敗しているのかな?
おーい。
まず、「起承転結」はきちんと出来てるか?
「転」がしっかりしていれば、「結」は案外きちんと収まる。
どんな些細な事でもいい、「転」を入れるとそれを〆る事ですっきりする。
>934
930さんじゃないんですが、930さんは話が物足りない→もうちょっとネタを追加と言ってるんじゃ
ないかなあ。934さんの場合は、続きが読みたい→もっと付け加えて、って話しなんですよね?
意味合いが違うので、別に934さんの場合は失敗しているわけではないと思うんですがどうでしょう。
自分の場合は、〆の文章の中にその話のタイトルを匂わせる文章を盛り込みます。そうすると、
なんとなくだけど本として統一感がでるので。
質問ですが、あとがきってどうしてます?
妙に長くなっちゃったり、ネタバレしちゃったり、
プライベート書きすぎたり、誰かを批判しちゃったりしてませんか?
時間が切羽詰まってて、急いで書いた後書きを印刷後に見返したら、
イタすぎて死にたくなったこととか。
漏れは自分で読み返してイタくなって、
結局全部消して「次も頑張ります」とか当たり障りのないあとがきにしちゃいます。
短い文章で読み手に本文への興味を持たせるコツみたいなのないですか?
>937
言いたいことは本文で言ってしまっているので、私は後書きはなくてもいいと思っている。
ページ調節がきかない時のみ1Pトークページを作ってしまうけど、その本で出したネタに対する萌トークだけだなぁ。
私はあとがき力入れて書く方。自分の作品大好きだから(イタタ……)。
>>938みたいに作品で語り尽くしてるから書くことはない、って人は格好いいなと思うけど
自作について語りたくて仕方ねえ。自信作なら特に。
人のあとがき読むのも大好きだからなるべく書いてほしい。
とりあえず行間に忍ばせたテーマや読み手に気付いて欲しいところには触れないでおくけど
ちょっとこだわった箇所や個人的裏設定なんかはさりげなく書いておく。
あくまでも裏話程度で。どう書いても野暮といえば野暮なんだけどね。
創作と二次創作と両方やってるんだけど、基本的に後書きは書かないなぁ。
二次創作のほうは原作への萌えトークを書くこともあるけど、
創作でページが合わなかったら、そっけないキャラ紹介とかで埋める。
もしくは、ふつーにインフォメページを作る。
裏設定とかは、いつか続きを書くかもとか、コピー誌を作るかもと
いうときのためにばらさずに取っておく。……貧乏性なのかもしれん。
てか、商業誌の場合は見返しか裏表紙の内容紹介、同人の場合は値札の
内容紹介を見て、興味を持ったら内容をぱら見して買うか買わないか
を決めるので、後書きで本文への興味を持たせるという発想がないのかも。
人物紹介の部分って、どんな内容(構成)にしてますか?
自分は字書きでなく絵担当の方で、相方には
「人物名とバストアップのイラストだけでいい」と言われたのですが
個人的には簡単な人物紹介もあった方が良いように感じるのですけど、その辺どうなんでしょう?
内容はオリジナルで女子高・学園ものなのですが・・・
文章中で描写するのでイラネ<人物紹介
連載モノで、人間関係がごちゃごちゃしてるんだったら
あった方がいいかもしれんけど。
943 :
スペースNo.な-74:04/07/23 07:25
ページが合わない時しか作らないけど、
バストアップのイラストと人物名+年齢(もしくは所属)かな。
××高校○年とか。
全員同じだったら部活名とか委員長とか、違う部分を書いておく。
>941
その本は小説なんだよね?
貴方はその挿し絵や表紙を描くだけなんですよね?
それだったら、人物紹介のバストアップ絵は貴方の仕事だが、簡単な紹介文は字書きの仕事。
そういった意味で、「人物名と絵だけでいい」と言ったのではないかと。
バストアップのカットがあれば、字書きが編集すると思う。
相方さんにちゃんと確認した方がいいよ。
ちなみに、私も942と同じく人物紹介ページはいらないかな。
版権ならいらないし、創作でも特に必要性を感じない。
連載もの2巻以降なら構わないけど、人物がわからなくなった時点で舞えの巻を読み直すだろうし……。
>941
前の巻が品切れとか、各巻読みきりで新刊だけでも読めるというなら、
脇キャラの簡単なプロフィールはあった方が親切とオモ。いらないなら見ないし。
オリジ小説なら、キャラに興味持って手に取る人もいるかもなので、
アピールになるんじゃない?
相方さんがどんな風にしたいのか聞いてみては。
できれば人物名にフリガナがあると有り難い。
名前覚えるの苦手なんで…
みなさんレスありがとうございます。
一応今回が一巻目で、主な登場人物は5人です。
本文以外にもキャラごとの紹介めいた説明文も貰っていたので
「それを流用して説明文は…?」と聞いたところ「それは必要ない」的ニュアンスの返答が帰ってきたんです。
紹介ページは編集まで任されているんで、描いて名前を入れれば終わりになってしまうのですが。
ただ個人的な体験として、紹介文のある小説は人物関係を把握する上で非常にありがたかったもので。
さほど親しい関係にまで至っていない相方さんなので、自分の意見をづけづけと言うのも気が引けてしまい
字書きさんの集まるこちらで相談させていただいた次第です。
返答いただいたアドバイスを参考に、掛け合ってみようかと思います。
フリガナは確かに重要ですね、自分も読めなかったので(笑)
947 :
スペースNo.な-74:04/07/24 00:24
WEBサイトで、割と好みの文章を書く人がいた。
オフラインで、そのサイト連載小説の総集編&書き下ろしで新刊を出していたので、
喜んでイベントで買いにいった。読んだ。
・・・何かクドイ?あれ?こんなだった?って感じ。
横書き、行間すかすかで読むのと、縦書きで行間狭めで読むのと、随分印象が違うんだと思ったよ。
私はオフ先行なので、たいてい縦書き→横書きでWEBアップなんだけど、また感じが違うんだろうか。
それ以来、何かオンで新作をうpするときは平易な文と言うか、凝り杉ないように気をつけている。
自分はオフとオンで書き方をわけるタイプだけど、オフだとクドく感じられているの鴨と974のを見て思った。
オンだと空間で間をとる(?)書き方。
逆に、オフ本だと無駄な行間は一切開けない。
文字で時間の流れを表現する感じにしている。
オン再録本とか出している人って、行間あきあきのままで再録しているのかいつも気になる……。
それとも、再録するのは行間を空けないで書く人なのか。
自分の出した本はクドすぎないか、もう一度見直してきます……。
最近、行間すかすか、1ページに20行程度とか、そんな本を時々見かける。
結構分厚いから、おっ?と思って手に取って捲ってみるとすかすか。
ああいう本を作っている人って、オンと同じ感覚なんだろうなあと思ったよ。
オンだと、SSでごまかしている人が多いので、長いお話は破綻している書き手が
増えたような気がする。
オフオンリーだけど、読み返してみて、
オンだと読みにくくてたまらんだろうなーとは思う。
ただ、PDFでオフと同じ組み方をしたものなら、
オンでも読みやすくなるような気はする。
PDFでも結局画面上で見るなら縦書きは見づらいよ。
それなら横幅と行間整えた横書きのほうがマシな気がする。
ポエムっぽい体裁という意味ではなくて、均等に行間を空けたスタイルね。
自分は「読みにくかったらプリントアウトしてくれ」っていう意味で、
PDF配布したことがあるけど。
>99
後2週間あるなら、1週間は触らずに放置しておくことを薦める。
その間、他の本を読んだり、遊んだり、作品のことは忘れて過ごす。
で、今ごちゃごちゃ悩んでることを頭の中から消して、
まっさらの状態でプリントアウトした状態のものを読み直す。
と、とても客観的に読める。いいところも悪いところも見えてくる。
それから、直すほうが効率がいい。
煮詰まって、あーでもないこーでもないと文章を弄くり回してても
これだ!と思える文章は出てこないと思うよ。
>952
4年前にレス・・・?
>>953 きっと彼は過去の世界からやって来たんだよ。
タイムトリィィィップ!
4年前からのスレがまだ生きていることがすさまじいけどな
んじゃ次スレのスレタイは
【4年前に】字書きの悩みと技術相談2【レス】
4年越しのスレと住人に敬礼しつつ呟き。
「缶詰」を、↓の用法で使いたい。
(2)人を一定の場所に閉じ込めること。仕事の促進や秘密保持のために行う。
また、思いがけない場所に閉じ込められること。
「著者をホテルに―にする」「停電で列車に―になる」
原作は剣も魔法もあるファンタジー。缶詰が存在するのかは不明。
書いている話は何でもありなお気楽ギャグだから、
使っちゃってもいいような気がするけど、どうしたものか……。
>>957 中世風剣と魔法のファンタジーなら自分は使わない。
わざと現代的語彙を混ぜ込んで新味を狙ってるギャグものとかなら別だけど。
>957
缶詰め状態になる、って意味で使いたいんだね?
別に構わない気もするけど、他の言葉で表現できた方がいいかも。
昔、D/Q/ダ/イ/の/大/冒/険で、「敵に塩を送るのは〜」という台詞があったんだけど、
ファンタジーの世界で上/杉/謙/信が存在する筈はないし、違和感ありまくりだったのを思い出してしまった(w
「籠の鳥」ならいけそうだな。
レス感謝。
シリアス話や正統派ファンタジーなら迷うまでもなく使わないんだけど、
原作が和洋中ごっちゃ、何でもあり世界だからこそ迷う……。
「缶詰」の、外で誰かが逃げられないように見張ってて、
中の人は切羽詰ってるんだけど、ものすごく逃亡したいと思っている、
という笑っちゃうような緊迫感や雰囲気を、何とか表現できるようもっと考えてみます。
ところで次スレは?
壷の中に閉じ込められたようだ。
とか、いくらでも缶詰に代用できる言葉はあると思うんだが。
壷だと、読んだときにえっ?と思わないか?
ただ閉じ込められるならそれでも伝わるだろうけど、
ただの缶詰じゃなくて、缶詰な「状態」、ノルマをこなさない限り出られないとか、
そういう付随する(読み手が想像する)ものまで表したいみたいだし。
缶詰が発明されたのはナポレオンの時だよな。
う〜ん中世には間に合わないか。
状態を表す表現や比喩なら、別に使ってもいいんじゃ…作風にもよるとは思うけど。
情景描写であり得ないものが出てくるのとは、まったく意味が違うじゃん。
一人称ならダメだけど、三人称で神視点の文章なら気にしないけどなあ。
>>961 原作からごたまぜの世界観なら「缶詰」もアリじゃないかな。
作風や話の内容にもよるけど、ギャグや軽いノリの話ならいいと思う。
>>957 「缶詰の状態」という言葉に意味があるのであって、
それを他の物に変えてしまったら読み手には通じないと思う。
ただファンタジーなのに「缶詰」は変、っていうなら
「○○をさせるために、奴らは私を××に幽閉した」
みたいにして無理に「缶詰」を使う必要は無いと思う。
和物だったら「雪隠詰め」つーのも使えるな。
流れとは関係ない相談でスマソです。
文章を書き始めたときはすごく入り込んでる気がするんですが、
だんだんと距離を置いてるような書き方になってしまいます。
元々は淡々とした書き方が好きなのですが、それでも
ドラマ性が感じられるというか、筆者は内容には酔ってないけど
読んでる方は引き込まれる文。というのが書きたいんですが…。
どうも冷静な書き方になり過ぎてるようです。
行き過ぎない程度に、感情のこもった書き方にするために
皆さん何か気をつけてることってありますか?
やはりひたすら書いて経験値溜めるしかないですかねえ…。
うーん。
言わんとしている状況がなんとなくしかつかめない状態で何か言うのも気が引けるんだけど、
「登場人物の感情がはっきり読み手に伝わるようにしてみる」
というのはどうだろう。
的外れだったらゴメン
>>969 漏れも何となく状況をつかめないけど、
距離を置いた書き方ってのは、
三人称小説で感情の描写を複数のキャラの視点からやってないかい?
だから、キャラの少ない序盤は主人公の視点に絞っていても、
脇役が絡んだ時に、脇役の心情描写を同時にやっちゃって、
読者が誰に感情移入したらいいか、混乱しているかも。
(それが「距離を置いて」いるように見える原因かもね)
慣れないうちは三人称小説でも主人公以外の心情描写はしないほうがいいよ。
悪い例:Aはそれを喜んだ。Bは内心腹立たしかった。Cは興味がなかった。
良い例:Aはそれを喜んだが、同時にBが内心腹を立てているだろうと思った。Cの表情はAには退屈そうに見えた。
普通の場面は淡々と、いざというときにはしつこいくらいに心情を描写。
私はそんな感じで書いてるなー。
三人称でも、盛り上がってきたら一人称に限りなく近い書き方にしてメリハリを出してみるとか。
短い間に3個もレスありがとうございます!!
文が分かりづらくてすみません;
そうです、自分でもうまく言えなかったんですが、やっぱり
感情描写が希薄なのだと思います。
私の書き方だと、
AはBが〜しているのを見て○○な表情を見せた。
それを見てBは笑い返した。
とか、あくまで状況を傍から見て書いてるだけ、
という感じの文が多い?気がするので…。
自分では筋書きがつまらないせいだ、と思い込んでいたんですが
(それもあるでしょうが)一人の感情に絞った書き方というのは
あまりしてないですね。
そうか、それで「客観的になり過ぎてる」と文章を読んだ知人に
言われたのかも。
物語の肝になるような重要な場面では誰の感情を中心に
描写したいかを考えて、
その人の感情を中心に書いてみようと思います。
アドバイスどうもありがとうございました。
>973=969です。失礼しました。
次スレたてないの?
正直990ぐらいでも余裕で大丈夫。