ウォーターフォードやアルシュ、ワットマンのような高級な紙は
わりと重ね塗りしても下の色が溶け出してこないと思うのだが、
それで満足できないなら臆せずアクリル絵の具使ってみればいいとおもうよ
乾燥を遅くするリターダーを使えば乾燥時間は大幅に伸ばせる。
ただしアクリルは筆を傷めやすいため水彩用の高価な筆が実質的に使えない。
それから最低限絵の具の他にリターダーとリムーバーは揃える必要がある。
リターダーは絵の具の粘度を落としたくないときはホルベイン、そうでなければターナーが安い。
あとペンチングソルベントは持っておくと便利だよ
水彩絵の具のような表現がしたいなら、軟らかくて乾燥が遅めのアクリラがおすすめ
私ならアクリルは全面的にターナーのゴールデンを薦めるな。
発色、顔料の質がホルベインやリキテックスと全然違う。
>>978 ウィーターフォードはわからないけど、ワトソンは私もそうなる。
一度紙を変えてみては。
上に出てた紙以外だと、ベランアルシュとかの版画紙も色が動きにくい。
染料系の色だと一瞬で染るので、ある程度コツがいるけど
983 :
978:2008/12/19(金) 10:41:08
皆様レスありがとうございます!
>>978です。
アクリルを試したい方向に心がぐぐっと傾きました。
やはり紙にも、色が動きやすいものがあるのですね。
たしかに、フォーターフォードよりもワトソンの方が失敗が多かったように思います。
年内はもうちょっと重ね塗りの練習をしてみて、
年明けにでもアクリル絵具を買いに行きたいと思います。
(練習ではきれいにできることが多く、いざ本番でやると失敗が多いんですよね…)
それまでにそろえるものも調べとこうと思います。<メーカーやリターダー等
どうもありがとうございました。
>>981 私もゴールデンに結局買い換えたよ。
ゴールデンとリキテックスレギュラは小さいチューブの物がお試し価格で安く売ってるから
これを買ってみるといいかも。
>>983
>>978 前の人のレスと重なるかも知れないけど
動かしたくない部分にはアクリルを使うのが一番簡単
アクリル絵具を持っていなければメディウムだけ買って水彩絵具に加えても良い
もう一つは半耐水のスプレー定着液で必要な部分の色を止める方法
完全耐水だと上に絵具がのらなくなるので必ず半耐水性の定着液で
耐水性を持たせた部分には上に乗せた絵具を弾くという問題が起こってくる
アクリルもグロスよりマットな表面の方が絵具は乗りやすいが
樹脂が厚くなる程紙に描くようにはいかなくなるので
水彩の補助に使う場合はあまり厚く塗らないように心がけると良いと思う
クサカベのアキーラには若干の再溶性があってアクリルより水彩との併用に向いていると思う
それからアクリルは乾くのが早くてグラデがしにくいとあるが、これは油絵的な厚塗りの時の話で
多量の水で溶く透明水彩用法の場合は水彩絵具と特に変わらない
986 :
スペースNo.な-74:2008/12/20(土) 20:43:23
>>978 透明水彩(W.C)は媒材(結合物質)が多い絵具だから、下地を活かした明るい表現に向く。濃いめに塗るとテカる場合があるけど、ゴミ付きやすかったり、見た目も良くないし、あまり好まれない。そのテカる表面は日本画では素人がやる、嫌われる状態に似てる。
ガッシュの顔料濃度の高いもので顔料のインテンシブな色をだすと媒材も似ているから、アクリル併用より自然に描き易いよ。
987 :
スペースNo.な-74:
>>977 ありがとうございます。
不精なんで顔料と前提をたてているので良いかと思ってしまいました。ご注意ありがとうございます。
Y-3とか言えば少しはましでしょうか?
それでも略記方法を述べるべきかもしれませんね。