ストーリーをギンギンに鍛えたい2

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91スペースNo.な-74
・ナショナルチーム結成前に、監督に内定していた国民的元人気選手が病に倒れる。
・かつて戦友でありライバルであった、偉大な世界記録保持者が代わって監督となる。
・2人の世界的メジャーリーガーのうち、気さくでオープンだと思われていたスラッガーが、まさかの出場辞退。
・しかし、今まで無愛想で個人主義者だと思われていた男が参加。チームリーダー役となる。
・順調な一次予選リーグ。無難に突破するも、因縁の相手には競り負けてしまう。

・監督、開催地に向け出陣前、療養中のかつての戦友から、「私も一緒に戦う」と国旗をかたどった宝石バッヂを託される。
・海を渡って二次予選開始。誰もがその強さを認める開催国にして野球発祥国との戦い。代表チームは善戦するも、
 ありえない誤審でペースを狂わされ敗れてしまう。
・その後一勝し、因縁の相手と再び対決。まるで敵地のような右翼的民族主義的応援団に囲まれる中、またも競り負ける。
 試合後にはマウンドに相手国旗を立てられ、代表チームのリーダーに嘲笑のコールを浴びせられ、決勝トーナメント進出は絶望的となる。
・リーダー「生涯最高の屈辱」と、キャラ的に考えられなかったように感情をあらわにして荒れる。やけ食いやけ酒の後、歯も磨かずに寝てしまうほど。
・しかしリーグ最弱と思われていたサボテンの国が「俺達ゃもう決勝にゃいけそうもねぇ。
 だが、あんな判定する地に堕ちた野球発祥国を決勝に行かせるわけにゃいかねぇぜアミーゴ。行くならお前らだぜセニョール」と戦いに挑む。
 またも起こったあり得ない誤審の不利を跳ね返し、なんと勝利。代表チーム決勝ラウンド進出。
92スペースNo.な-74:2006/03/23(木) 01:50:33
・料理店で「怖くてテレビから離れた席に座っていた」代表チーム監督、店内のサボテンの国の客がハイタッチを求めてきたことでそれを知る。
・決勝トーナメントで三度の因縁の対決。中盤まで息も詰まる均衡が続くが、国際試合にはめっぽう強いピッチャーがしのぐ。
・後半、不振だったスラッガーが、まさかの代打ホームラン。これを皮切りに打線が爆発して完封大勝。
・決勝の相手は、国際試合に慣れた「世界最強のアマチュアチーム」。
 実力は折り紙つきの上、独裁者にして自身も選手だったという議長が直々に選手にメッセージを送るほどの入れ込みようの強敵。

・決勝戦、初回から4点と順調に進むが、アマチュア野球最強国の意地が怒涛の追い上げを見せ6−5。しかし9回表、
 リーダーのタイムリーで一点突き放し、不振から脱したスラッガーが再び代打でとどめの一打を放つ。
・議長の特命を受けたアマチュア野球最強国は9回裏それでも戦意の失わない攻撃で一点返すが、
 チームのもう一人のメジャーリーガーが抑え代表チームついに世界一に…
・国旗のはためくなか大空に元戦友の顔が浮かび上がり、監督が敬礼。大団円で円満打ち切り。先生の次回作にご期待ください。