創文板の酷評スレ、ノウハウ板の魅力スレ、同人板の評価スレと似たようなスレがあるが・・・・・・。
酷評スレ…オリジナルを酷評。
魅力スレ…オリジナル・二次小説を酷評。
評価スレ…ホモ小説を評価。文法についての評価はほぼナシ。
一応住み分けできてるっぽいな。
ここしばらくのこのスレで酷評ってあったっけ?
>>812評価スレは見たことがないので、その評価に衝撃を受けた。いいのかそんなんでw
文章のトレーニングしたい者もここでいいの?
字書きに転向したい絵描きなんですが。
>>815 同人板のスレのほうが今人多いからいいんでね?
同人板の評価スレに投下したことあるけど、
友人に言われたことと180度違うこと言われて、
どうすりゃ良いのかわからんくなったな〜。
90度ずれてたら、どっちに矯正するかで180度ちがう。
>817
友人の見る目はどんなもんだ?
自分の目に心地よかった意見はどっち?
>817
批評は評価する人の力量によって全然違うよ。
好みや感想を離れて有意義な批評をしてくれる人もいれば、
自分の脳内理想小説とくらべてああしろこうしろ言う人もいる。
批評が的確かどうかは本人の作品レベルとも無関係だから難しいよね。
友人のレベルは商業とかへの感想をよっく聞いてればなんとなくわかるんじゃない?
思い切ってここで晒しなさい。
822 :
スペースNo.な-74:2007/02/18(日) 02:24:09
初投稿です。よろしければ批評をお願いいたします。
ハードボイルド系小説の導入部分なので、短いですが宜しければお読みくださいませ。
夕焼けが――空を焦がしていく。
同時にそれは大地の色さえ変えた様に見える。
だが実際にはそれは夕陽のせいではなく……人の血。
何百人という名の屍が景観の一部として視界に描かれているのだ。
「美しい景色だ……そうは思わないか?」
たった今、目の前の光景を作り出した張本人である右手に握られた物を見る。
回転式のチャンバーには一発の鉛の弾丸――
バレルの先からは先ほど放たれた力の証でもある硝煙が微かに漂っている。
足元に散らばった無数の空薬莢……そして、目の前の光景。
それら全てがこの戦いの激しさを物語っている。
「銃は命を奪う時にしか吠えぬ……か」
フッ……と、人を嘲笑うかのような表情のマスクの下、小さく微笑する。
夕陽の下でも尚、纏った闇の衣は汚れを知らない。
それはこの人物の強さの証と言うべきだろうか。
荒野という舞台に添えられた屍という名のエキストラ達。
銀髪をなびかせ、眼前の景色を眺める彼は主役か?
それともただのピエロなのか……?
その答えを知る者は筋書きを書いた者に他ならない……そして、彼はその者を探している。
チャッ……聴き慣れた音が風に乗って耳へと運ばれてくる。
纏った衣のさらに後方、重く撃鉄を引き絞るこの音色……だが、それも無駄な事だ。
風を切り、漆黒のマントを翻しクイックドローの体勢を瞬時にとる。
右手から伝わる木製のグリップの感触を確かめ、左手は流れるように撃鉄へとそえられる。
視界に映るのは仕留め損ねた男――無数の弾丸がかすめたのだろう。
黒いローブはあちこちが破け、そこからは血が滲んでいる。
恐らく、微弱で断続的な痛みが続いているのか、男は表情を歪めている。
だが、それももう終わる。
撃鉄を瞬時に下ろし、重くのしかかる引き金を絞る。
風の音が止み……舞台は開幕の銃声を鳴らした――硝煙の香りと共に……
ネタですね?
>>823 「――」と「……」が多すぎ。
この二つは多ければ多いほど「吉本興業」になるので、基本的に使わないこと。
読者に間を読み取らせる描写力に欠けている証拠です。
カッコワルイ書き方なので、絶対に避けましょう。ハードボイルド系なら特にです。
語彙の絶対量が足りてません。例…「夕」・「だが、それも」。
指示語の「それ」が多すぎです。控えましょう。
銃関係のシーンがかなり意味不明&状況不明です。
もぉヤヴァイくらい支離滅裂っちゃってます。
>>825 批評ありがとうございます。
――と……の件、了解いたしました。
それなどの多さについても了解しました。
もちっと、描写力うんぬんを鍛えて見たいと思います。
参考にさせていただきます。
>>825 書き忘れました。
難しいものですね小説って。
でも、これで自分の欠点が大幅に浮き彫りになりました。
マジ感謝致します。
ライトノベルばっかりじゃなくて
少し雰囲気を変えて、他の作品も読んでみたら?
それと小説作法の解説本とか売ってるから読んでみるのも吉。
>>825の言う通り、ちょっと酷すぎる。
最初から嫌な予感はしていたのだ。
「嫌」を「イヤァ」とそれこそ厭味に強調して、僕は溜め息を吐いた。目の
前には泣きじゃくるさつきと慰める奈々、少し距離を置いて憮然とした表情
の円佳がいる。
「……っからさぁ、仕方ねぇだろぉ?」
「絶対、嫌」
ゼツタイ・イヤ。SFに登場する最終兵器みたいだ。桜色の唇を歪ませて
、円佳が冷笑を形作る。
「わたしは、絶対に、掃除なんて、しない」
「だってお前、悪いじゃん」
「それは謝る」
非は認めている。冷静さを欠いているわけではない。だから、余計に性質
が悪い。
「でも、掃除はしない」
「……もう、い、がら……もう、い、がらさ……」
涙声でさつきが仲裁に入る。ここで強く出ておけば、という場面でも、誰
かが声を荒げたりするとすぐに謝ってしまう。苛立つが責めることは出来な
い。正直な話、僕もげんなりしていたところだったのだ。説得を続けるには
どうも気力が足りていない。
もういいよ、みんな帰ろうよ、と言いかけたときだった。
「謝れ」
ずっと黙ってさつきの肩を抱いていた奈々が、ゆっくりと言葉を発した。
「え?」
「さつきに、謝れ」
明晰。口調は穏やかだったが、意味は誤解のし様もない。奈々の静かな瞳
がまっすぐに円佳を射た。もう一組目があればおそらく僕をも睨んだだろう
。
「謝れ!」
いつもは眠たげにしている細い眼を見開き一喝。空気がビリッ、と震えたよ
うな気がした。
これは、泣かせたな。
おそるおそる視線を泳がせ円佳の方を見ると、驚いたことに彼女は微笑を浮
かべていた。数式のように端整な、洗練され尽した微笑。焦って奈々のほう
を見ると、こちらも一歩も引かない。抜き身のナイフのようにきらきらした
鋭い視線が、まっすぐに円佳に向かって据えられている。
時計の秒針の進む音と、さつきが時折しゃくり上げる音。二つの音が教室内
を埋めていく。
「っ……」
さつきのものでない嗚咽がした。声の主の表情を、掬い上げるように盗み
見た。
息を飲む。円佳の漆喰が、強気な微笑という漆喰が、ボロボロと剥がれ落
ちていた。
「えぐっ……え……えぐっ……」
やっぱり泣かせた。奈々を見る。屈服させたことを誇る様子はない。ただ
少し、疲れているみたいに見えた。
僕らの通う学校について説明するのは難しい。とりあえず「学校」というより
「施設」、「施設」というより「病院」とでも言っておいた方がわかりやすい
気もする。要するに、おつむのネジの締まり具合がいまいち良好でない少年少
女が共同生活をしている、精神病院なのだ。
それなら最初から精神病院と言えばいい、と思うかも知れないがそれは出来
ない。心底メーターの振り切れたキチガイさんから、ただ単に人間関係に疲れ
てしまった思春期ちゃんまで収容者は幅広いからだ。普通の学校にはあまり適
応できなかった奴らが集まるという点において、もっと具体的な例を出せば「
はーい、二人組をつくってくださーい」的な場面でいつも余ってしまうタイプ
の人間ばかりいるという点において、みそっかすオールスターズという言い方
もできる。かなり自虐的な意味だけど。
僕らはその中にある「特別進学クラス」に属している。そこそこお勉強が
お得意だったり知能検査の数値が高かったりしたらすかさず放り込まれるの
だ。総員5名。年に何度かは「外の世界」に代表として送り込まされて模試
を受けさせられたりもする。曰く、「当校は精神面だけでなく学力面もしっ
かりサポートいたします」とか。まぁ別にいいけど。
僕らはそれなりにここで楽しくやってたと思う。特進クラス(と校内では略
されている)の面々は愉快で明るくて冗談が通じて利発で、今現在フツーに生
きていることにどことなく後ろ暗い気持ちを持っている奴らばかりで、だか
ら僕ものびのびと笑い、時々罪悪感と向かい合うことができた。
円佳が来るまでは。
「橿原さぁ、どうしよう?」
「そうだなぁ……」
寮までの畦道を横切りながら僕は省吾に尋ねた。黄金に実った稲穂は風に
輝き、まるで海のように大きく波打つ。正直なところ僕はこの学校の運営方
針に多大な疑問を抱えているのだが、少なくとも立地条件には拍手を送りた
い。豊穣と収穫と労働の尊さを一気に感じさせてくれる秋の気配は「傷つい
た」「病んだ」「可哀相」と大騒ぎしている普段の自分たちを恥じ入らせる
のに十分だった。
「そんなにまずいの?今」
「女子は最悪。奈々が怒ってるっていうのがどうしようもない感バリバリ」
「さつき吐いちゃったからなぁ……」
省吾は苦笑する。強い眼の光が一瞬和らぎ、いかにも温厚そうなやさしい
表情が浮かぶ。
生真面目で努力家で、それでも思いやりを忘れない省吾を僕は好きだ。
「どうしたもんかね……」
溜め息。
事の顛末は、こうだ。
834 :
829:2007/09/16(日) 04:52:10
書き途中の小説の一場面です。
最初に書くつもりがうっかり忘れてしまいました。すみません…
ご批評、よろしくお願いします!
835 :
スペースNo.な-74:2007/09/26(水) 03:15:24
出だしの女の子同士のシーンが少し読みづらい。
奈々は他から一目置かれているキャラ、
円佳は周囲に侮蔑的な態度をとっているらしい?一癖ある子、
さつきはいい子なんだが気弱、と言う感じなんだと思うけど、
キャラ自体がそういう性格だというより、作者がそう感じさせようと
する意図のほうが透けて見えてしまう。特に円佳と奈々。
キャラの仕草を飾る言葉が多いんだと思う。
そしてそれが部分によってはキャラの行動と不整合を起こしている。
たとえば円佳とか、>829で人の気持ちを意に介さず自分の我侭を通す
キャラとして描写されているけど、"数式のように端整で洗練され
尽くした笑みを浮かべて"いたその彼女が、奈々の「謝れ」ですぐに折れて
泣きだしてしまうシーンとか。
力関係が奈々>円佳なんだろうけど、それに類する描写がないから
唐突だし、結果として奈々が作中で不自然に持ち上げられている
ように見える。
全体的にキャラを形容する言葉が多すぎる。比喩とか、もう少し
キャラの行動にかかる言葉を減らすといいんじゃないだろうか。
キャラの行動や会話が少ない>831-834は読みやすかったし、
どういう話になるのかなと先が気になった。
とりあえずこのスレいま人がいない状態だと思うんでageときます。
836 :
829:2007/09/26(水) 23:05:32
評価ありがとうございます!
最初のほうで、キャラの個性をちゃんと出してみたいな、と思ったのですが…
指摘していただいて確かにわざとらしいなと感じました。
あと、人物描写に使う言葉が好きなのでつい使いすぎてしまうんですよね…
もっと抑制した描写を心がけるようにします。
何かこう、地の文だけではなく台詞などで、
さりげなくパーソナリティがわかるような言葉遣いをさせられたらいいですね
最後のあたり、読みやすいと評価してくださってとても嬉しかったです
先の展開は考えてあるのですがなかなか書き進められなくて…
たぶん自分の中で世界がいっぱいいっぱいになっちゃって、
奈々>円佳の力関係の説明を抜かしても不自然だということに気づけなくなっていたんだと思います
もっと読み手を意識した、平易な語り口を手に入れたいところです
空気読まずに投下しちゃったかなー、と不安だったので、評価していただけて助かりました
ありがとうございました!
あげ
ここって同人小説を投下する場合、人物名とかはフェイクいれないといかんのだろうか?
そのうち飛翔系のSS評価してもらいたいんだが…
>>838 隠したほうが評価がより客観的になる。
置換機能を使って該当する名前をアルファベットなり山田太郎(仮名)なりに置き換えるといいよ。
10月の幕開けにもなると、日が落ちるのがだいぶ早くなった、とA子は思った。
肩からずり落ちそうになっている学校指定の鞄を直しながら、もうすぐ体育祭だと気づき、一つため息をつく。
夕方と夜の境の商店街はタイムセールも終わりにさしかかった頃で、疲れの見える八百屋や豆腐屋の店主や女将が客への呼び掛けをなお続けている。
急ぐでもなく行き先に迷うでもなく、A子は油をさんざん吸って萎びたてんぷらの詰め合わせや、だいぶ黒くなっているバナナなどを横目に、するりと裏路地へ抜けた。
薄暗い、風俗店や飲み屋が点在する通りはいつもの彼女が知る最短の帰り道だった。
彼女が通り過ぎるたびに声掛けを一瞬ためらう客引きを2・3人越え、さらに小さい路地に入ると彼女のアパートへと辿り着く。
…はずだった。
A子は今まで何人か、子供の頃から「そういう人影」を見てきた。
電柱の影にうずくまる、着飾っているが体のどこかに泥のついた女。
もしくは、服装はまちまちであるが、酔っているか汚れているか、またはその両方の男。
例外はいくつかあるにしろ、いずれも共通するのは近寄るべきではないこと、と彼女は学習している。
だから、その女の存在に気がついたときも、彼女は無意識にある連想をしながら視線を向けていた。
どこの誰のものか分からない、蝿のたかる嘔吐物。濁った目をした挙動のおかしい狂犬。汚水の片隅の溜まる漂流物。
女は膝まである長いコートを着込み、自分を抱くように電柱の影にしゃがみこんでいた。
外灯の青白い光が女の額と頬を照らし、目元と胸元に濃い影を落としていたため、顔色も表情も視線もA子には判別できなかった。
A子はついと視線を外し、数歩進んだところでもう一度ふり返り、足を止めた。
いきなり名前を聞いたところで、人違いか、頭のおかしい相手か、酔っ払ってるか、あれで眠っているのかもしれない。
そう判断した彼女は黙ったまま女のすぐそばまで歩き、何年ぶりかに「そういう人影」の目線の高さまで腰を下ろした。
女は目を閉じていたが、しらじらと瞬く蛍光灯の青さは、はっきりとその人相を映し出す。まぎれもなく、あのB子だった。
「B子、B子じゃないの」
A子は女の双肩を掴むと、起こすように揺らした。
閉じていたB子のの睫毛が青い影を落とし、開くとA子を見とめ、そしてその目からみるみる涙があふれだした。
B子は、どこでどうしていたの、というA子の問いには答えず、ただ泣いている。
「ねえ、どうしたの。…わっ」
B子はA子に黙って抱きつくと、その背中を愛撫したので、A子もしばらくの間それに応じていた。
一場面だけ載せました。
お願いします。
842 :
スペースNo.な-74:2007/11/05(月) 21:10:55
ちょっぴり続き読みたい
>>840-841 「そういう人影」という語が唐突に見えないこともない。
「そういう人影」という名詞的なものに捉えることもできないではないが、
一般的には「そう」という指示語は直前の何かを示すから、やや不自然かもしれない。
「はずだった。」の次行以下に「そう」が指すヒトについての描写があるとわかりやすいと思う。
「外灯」だけど、この場合は電柱の灯なので「街灯」がふさわしい気がする。
「いきなり名前を〜」も唐突過ぎるキライがある。
後段からA子とB子が親しい関係であったことがわかるのに、余りにも第三者観過ぎる。
しゃがみこんでいた女性に目を向けた理由があってもいいのでは?
いわゆる神視点の文章だが、描写文自体も淡白なため、メリハリに欠ける。
つらつらととりとめも無く書かれた文章を読んでいる感じ。
文に深みが感じられないので読んでいるこちらも余り思い入れが湧かない。
一度修飾文を殺ぎ落として単純な構成にし、そこから改めて描写文を付加してみてはいかが?
個人的には「そういう人」についての細かい考察とB子をつなぐ描写に強い関連性を見出せないので、
B子を心配するA子の情動が白々しく見える。
「酩酊者≒汚物」というA子の認識と、そこに「≒B子」が加わったときのA子の気持ちの差または区別が欲しい。
もちろんこのレスはただの感想・評価に過ぎないから、
そうかと思えば取り入れて、的外れだと思えば無視をヨロ。
ありがとうございます!大変参考になりました。
いつも始めから書くクセがあるので、とりとめが無い文章に見えるのも
そのせいかと思います。
修飾文をそぎ落として下書き(?)からやってみます。
また機会があったらお願いします。
評価お願いします。
戦闘部分の描写を鍛えたいので、連載中のssの戦闘部分だけを抜粋しました。
くぐり抜けると同時にドアが閉まり、囚人服に身を包んだ男達が現れた。
それぞれナイフやら斧やら、多種多様な武器を手に持っている。
俺は地を蹴って集団へ跳んだ。
近くに居た男二人の胸倉をそれぞれ右手と左手で掴んで、集団へ向かって投げ飛ばす。
斜め後ろから襲いかかってきた男の攻撃をかわして、その腕を掴んで周囲に居た奴らをなぎ倒しながら投げる。
右に居た男の顔を殴って気絶させて、持っていた鉄パイプを足で蹴り上げて掴んだ。
俺は一度後ろに飛んで、周囲の奴らと距離を取る。
(あと7、9人くらいか)
すらりと長い鉄の棒を剣のように中段で構えて、駆ける。
右へ左へ斜めへ上へ。
前進しながら男たちの腹や胸や頭を強打して気絶させて行く。
最後の一人の胴体を蹴り飛ばして後ろを振り返ると、機械音と共にドアが開いた。
846 :
845:2007/11/07(水) 22:01:44
すいません、書き忘れていました。二次創作ssです。
戦闘シーンというよりも、配送業者か何かが荷物を投げたり殴ったりしてるだけのように見える。
主人公視点なのに主人公の視覚や感覚を伝えるような文章がないせいで、臨場感がない。
内容は激しい戦闘劇だけど、鼻血を吹かせたり主人公の拳に歯がめりこんだり相手の軟骨が折れる感覚が伝わったり
骨のミシミシとした音とか、金属のぶつかり合う音とか、囚人連中の必死な感じとか恐怖の形相とかがないせいで
上に書いたような淡白な印象を受ける。
主人公が強くて雑魚を蹴散らす状況なのは分かるけど、もう少しコマごとの描写をしてもいい。
全体的に描写が薄い上に単調。
「それぞれ右手と左手で掴んで」
「なぎ倒しながら投げる」
「地を蹴って集団へ跳んだ」
このあたりは特に気になった。
もっと分かりやすく、かつ状況が浮かびやすい表現を心がけてください。
>>845 バッサリ言いますが、あなたの描写力では戦闘シーンは書ききれないので、
諦めて省略したほうがいいと思います。
主人公は圧倒的な強さを持っている、ということはわかりますが、
二次SSでそれを明示する必然性はないように見受けられます。
敵が、何を持って、どのような攻撃を、どこから、どこに繰り出すのか、
それらが一切描写されない戦闘シーンを書かれては助言も甚だ困難です。
あ、一つ質問なんですが、この主人公はゴルゴ13みたいなマシーンですか?
この部分を読む限り、人間としての温かみを一切持たない機械のような人物に見えます。
849 :
845:2007/11/08(木) 23:38:09
>>847 レスありがとうございます。
自分では気づけなかったことばかりで、目からウロコが落ちました。
助言をふまえて、もっと濃い戦闘シーンを描けるよう精進したいと思います。
>>848 レスありがとうございます。
描写力が無いのは重々承知ですが、いずれアクション物の創作小説を書きたいと
思っていますし、この二次ssでも戦闘シーンはどうしても入れたいので
削るつもりはありません。
戦闘シーンはもう少し短くしてサイトに載せていき、投稿サイト等で
描写力を鍛えていきたいと思います。
主人公ももっと人間らしく描けるよう気をつけます。
とても助かりました。
850 :
スペースNo.な-74:2007/11/08(木) 23:41:28
主人公はこの2名
・売れない小説家
・借金だらけの友人
はじめは小説家の話。何回も小説を書くもだれの目にも留まらない4流の小説家
が「ネタ」を探す話から始まる。
一方の大阪の借金まみれの友人は日々マージャン三昧。しかしその日の生活も厳しくなり借金。
当然金を返すアテもない男は夜逃げ当然で東京へ逃げる。
ある日ネタを探している小説家の前にコンビニで万引きしている友人を発見する。
それをネタにしようと考えた小説家は脅しをかけて更なる犯罪を指示。
その犯罪に見合う謝礼を小説家はわたす。
やがて小説家は借金をしながらネタをもらう。
やがて金に困らなくなった友人は手を引く。小説家のネタへのエスカレートはとまらず・・・
小説家はネタを集める事にすべてを注ぎ犯罪者となる。
自分が逮捕されて獄中で叫ぶ。「オレのネタはすごい。有名な作家になれる」
それを見ていた警官が新聞を差し出す。
そこには有名作家ではなく連続殺人犯として自分が載っている。
「有名になれた・・・」
みたいな感じで書こうかなとおもってたのですが、違うスレで「有名人のパクリ」
といわれた。いったいだれの作品ににてるのだろうか。。。
またどうでしょうか?鑑定願います
>>849 アクション物を書きたいということなので。
実際の人物の動きをよく考えて描写するといいと思います。
主人公と敵の視線や方向、右手・左手、それに利き手がどちらなのかも重要です。
右手を振ると左手はどう動くのか。人間は投げを打つときどのような挙動をするか。
また体をねじったときの筋肉の動きはどうなのか。
手足の振り下ろし、振り上げの際の空間の把握。
道具を持った際の長所・短所や道具ごとにふさわしい構え方の理解。
ヒトは気絶するに至るまでの経緯は具体的にどのような過程を踏むのか。
傷を負った際、どこまで許容でき、また負傷として何が進行するのか。
人間の体は構造的に打撃に関してはどこが強く、どこが脆いのか。
この辺りを医学書・図解などから学び取ったり、また自分の体を使って実践してみたりすると為になるよ。
「リアル」はもちろんわからないだろうけど、それっぽさを体感できるのは必ず糧となります。
現在では空論に過ぎないものが、緻密に考えていくことでリアルさを備えてくるはずです。
主人公の強さを描くのなら、主人公の弱いところを明示し、それを克服する描写が必須です。
心の弱さではなく、肉体的な弱点。
利き腕が使えなくさせられたとき。利き目と逆方向からの攻撃(死角からの打撃)。
手技を得意とする者への足攻撃。立ち状態でのタックル。マウントポジション。
この辺りもどうやって主人公が窮地を克服するのかで(さらりと克服するにしても、手順は必須)、
読み手を引き込むのか突き放すのかは描写力によるでしょう。
また、主人公の体格がいいのであれば、打撃を受けきるのも強さの明示になります。
殴られているのに平然としている(読者には痛そうに読めるが実際には余り痛くない場所を殴らせている等)、
主人公のアクションを攻撃に偏らせないようにする描写もメリハリになるでしょう。
当然ですが、銃や剣などの細かな構造をもつ得物を出すともっと複雑になります。
女性の方でアクションが得意な方は少ないので、ぜひ頑張ってください。
>>850 よくある設定なので「有名人のパクリ」というより「有名人達のパクリ」かもなw
ちなみにその手の話は売れない作家と犯罪者の友人が出会った時点で結末が予想できるから
オトシ方よりも連中が実行する犯罪の中身が肝となる
ま、肝となるはずの犯罪については「連続殺人」ぐらいしか上げてないその初期設定じゃ
話を作るにも値しないと思うがねw
四流・マージャン三昧・東京・大阪いう細部設定をしてる時点で終hル
主人公は「売れない小説家」、友人は「借金まみれ」で十分な上
東京・大阪の都市名なぞ出す必要性は皆無ときてる
つかさ、
>>850の該当部分を推敲して清書すりゃ、ショートショートとして十分成立するよw
その程度のネタだと思ってサクっと次の話でも作るんだな
元々のネタは西ヨーロッパ辺りのブラックユーモアと思われ
高橋葉介や諸星大二郎も似たような漫画を描いてなかったか?
853 :
スペースNo.な-74:2007/11/09(金) 12:09:55
>>852 どうもです。
まだ骨組みというかイメージだったのですが、ありきたりですかねぇ。。
設定に関してはまだあいまいなので地区なんかは未定ですが、「連続殺人」よりも
「常識人としての線を越えてしまう」所と「その後の狂気」みたいなのを書きたいんですよね。
今まで小説を書いた事もないのでこの内容で1度書いてみようかと思ったのですが。
自分の頭の中の妄想を一度だけでも文章化したいというべきでしょうか・・・。
854 :
スペースNo.な-74:2007/11/09(金) 15:27:49
はじめまして。普通の小説です。評価を是非してほしいです!
*****************
瞼が重い。
そう気づいた時には、私の意識は遠のいていた。
あぁ、あと少し。あと少しで手が届きそうだったのに。
涙が人知れず、溢れる。
*****************
「ねぇ、帰ろうよ」
執拗に私の袖を引っ張り続ける弟、裕也に、私は苛立ちを覚えていた。
夕陽はもう沈むのか、空の東側は薄暗い。
「もう!だからあんたは先に帰りなさいって言ってるでしょう」
私は裕也を睨みつけ、ぱこっと軽く頭を叩く。
すると裕也は今にも泣き出しそうな顔で、私に悲願しはじめる。
「いやだよ。もう暗いじゃんか。危ないよ」
「あんた男でしょう!意気地なし!」
もう一度ぱこっと軽く頭を叩き、私は歩き出した。
家に向かうのではない。
猫を探しに、行くのだ。
855 :
スペースNo.な-74:2007/11/09(金) 15:40:20
>猫を探しに行くのだ。
の続きです。
*****************
辺りはすっかり暗くなっていた。
裕也は相変わらず私の服の袖を引っ張り、帰ろうと言い続けている。
私はもううんざりしているので、何も言わず、進む。
私たちがいるのは、昼間は青々とした美しい葉をたくさん揺らしている森林の中だった。
今はこの暗闇だ。
私たちを脅かす黒い影でしかない。
でも私に怖さを感じている暇はなかった。
私は見たのだ。
この森林の中に、私たちが飼っていた猫が入っていくのを。
その猫は、もう一ヶ月も前に突然我が家から出ていってしまっていた。
とても可愛がっていたのに。小さい頃から一緒の、家族だったのに。
連れ戻すためなら、この暗闇だって怖くない。
>>854 「涙が人知れず、溢れる」ですが、もし「人=自分」なら、「我知らず」が慣用的な使い方です。
「人知れず」は一般的に「誰も知らない」という意味で「他人は気づかない」ではありません。
但し冒頭の語句なので、別な意味を持たせているなら当然アリだと思います。
>執拗に〜
この文では「私」という語が特に意味なく二箇所あるので、一つに絞りましょう。
主語を明確にし、「苛立ち」を強調するのであれば前者の「私」が不要かも。
「弟、裕也」という個所も、「弟の裕也」のほうが訓読みを基調とする地の文に合っているかと。
>夕陽〜
「空の東側は」と東側を強調していますが、薄暗いのは空なので「東側の空」・「東の空」がふさわしいように思います。
また「夕陽は〜、空の東側は〜」と格助詞「は」が連続していますが、
「〜は〜、(なので)〜が〜」または「〜が〜(なので)、〜は〜」の原則を踏むといいかもしれません。
>悲願しはじめる
この場合は「哀願しはじめる」にしたほうがいいでしょう。
>家に向かうのではない。
家に向かっていないことは弟の言動でわかっているので、改めてこの文を記述する必然性はありません。
挿入するのであれば、読者の推量の方向性を確定させるような文か、
あるいは主人公が自分自身に再確認させるための文ですね。
>>855 >森林
これも地の文に合わせて「森」または「林」にしたほうが語感がよいと思われます。
>黒い影
暗闇の中では「影」は発生しないので、「かげ」を使うのであれば「陰」でしょうか。
>私たちが飼っていた猫が
これも格助詞「が」の連続です。前者を「の」に変更するなどして語感を整えましょう。
>その猫〜
以下の説明を読むと、「その猫」という書き方は冷たく見えます。
自分の飼い猫を指して「その猫」と表現する飼主はとても不自然です。
「そのコ」と訓を打つ予定であれば問題ないと思います。
>小さい頃から
弟が姉である主人公の袖を引っ張っていることから主人公も子供であると推測されます。
小さな子供が「小さい頃から」では読者に奇異を与える可能性があるので、
同様の意味を持つ「ずっと昔から」・「ずっと前から」のほうがいいかもしれません。
>連れ戻す
「その猫」同様冷たい感じがします。
確かに子供なら言いそうな気はしますが、飽くまで小説ですから、
「探し出す」などのほうがふさわしいのではないでしょうか。
つらつら書きましたがもちろん私個人の感覚的なものですので、
取捨選択してご自身の参考にしてください。
858 :
スペースNo.な-74:2007/11/10(土) 20:03:31
>>856-
>>857 すごい!!
こんなに明確なアドレスがいただけるとは思いませんでした!
ありがとございます^^
日本語って本当に難しいですね(汗)
まだまだです。
頑張ります!
もう飽きたっていう小説や漫画の設定 (ver2.5)
・偶然選ばれた主人公
・ボーイミーツガール要素
・バトルロワイアル形式な戦闘
・無茶ルビ
・魔法とかいう非日常
・弱きを助け強きをくじく思想な主人公
・覚醒する主人公
・強敵に数日間の努力で勝利できるお決まり事
・必殺技を使用、勿論技名を叫ぶ(理由はあったが)
・悪には悪の理由がある
・でも実は良いヤツ?みたいな描写
・ハーレム展開
・徐々に惹かれ合う主人公とヒロイン
・ハッピーかバッドか分からないED
http://muon.pun.jp/fei.htm 唐突に失礼します。よろしければ、このシナリオのご意見や気になった部分のご指摘をお願いします
これから分岐を増やし、グラフィックもつけて同人ゲームとして売る予定ですので
キャラの魅力や構成、萌え要素、たた単純な感想なんてものでもなど何でも結構です
>暗闇だって怖くない。
の続きです。
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ふと、裕也のすすり泣く声が、響きはじめた。
まだ小学生の弟。
この暗闇で、恐怖を感じないわけないだろう。
「裕也、大丈夫?ほら、これで怖くないでしょ。」
私は裕也の手を握る。
裕也の手はぐっしょりと汗ばんでいて、彼の恐怖を物語っていた。
私は裕也がうなずいたのを確認すると、再び探しはじめる。
「ハナー出ておいでー」
ハナというのは、猫の名前。
彼女は私がそう呼んであげるといつも、甘えた声で鳴いていたのを思い出した。
でも耳を澄ましても、その鳴き声は聞こえない。