アジア買春野郎と学歴の因果関係について

このエントリーをはてなブックマークに追加
314 
オグラディの研究によるとバンコクにおいて性的犯罪で逮捕された外国人数は、
ドイツ人がダントツの一位、アメリカ、イギリス、フランス、オーストラリアに続いて、
日本人は6位なのである。

セックスツーリズムと言えば日本というイメージが世界的にも付いているが、
これは欧米の研究者が自国に不利な統計を敢えて使わずに研究を発表しているためである。

文献を読んでも、世界におけるセックスツーリズムの諸悪の根源は日本であるかのごとく
記述している研究者は総じてプーンを代表とするドイツ人とナッシュを代表とするアメリカ人研究者に多い。
 
また、セックスツーリズムにおける経済効果という側面も疑わしい。ホールデンの研究によると、
マニラにおけるセックスビジネスのオペレーション上のオーナーは

75%がフィリピン人、19%が中国人、6%がアメリカ人

という構成だが、そのセックスビジネスの資本上のオーナーは、

80%が中国人、14%がフィリピン人、6%がアメリカ人という構成になる。

ここで中国人はマフィアとの強い結びつきもあり、マニラにおいてセックスビジネスで稼いだ外貨は
自国に留まらず、海外に漏れていくのである。


月例レポート  島川 崇 (松下政経塾 第19期生)
ttp://www.mskj.or.jp/getsurei/shimakawa0003.html