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松井です。
私は加害者が一方的に悪いとは言っていないです。被害者家族側にも反省すべき点はあったと思う。
でも、今の家内と今の幸せを掴むためにお互いに努力を重ねてきたし理解し合おうとしてきたとだけはハッキリ言えます。
はじめから相性が良くてうまくいったのではないことは確かです。
加害者の発言の中に自分は悪くないんだというのが多すぎる。これがフィリピンにおける日本人の底辺にある考え方だと思います。
最初からうまく行かないと思って始める馬鹿はいない。それがうまく行かないのは考えが及ばなかったから…
でも、そんなことは誰にでもあって、その時点で考えていけばよい。
兆候はあったはずで、それをその時点で修正してポジティブな方向にも持っていかれたはずなんです。
それは夫婦である以上、共同責任でしょう。それを一方的にフィリピン人にだけ責任を求める。
不思議なことにフィリピン人と結婚ということになると相手の文化が悪いだの、能力が低いだの、努力しないだのになる。
夫婦というのは共同生活者です。嘘も言うかもしれないし、裏切るかもしれない。お互い様です。
そこで起こるすべて受け入れられないなら、結婚なんかしないほうが良い。まして殺人事件になるなんて異常でしょう。
その上、殺したことが悪かったという反省の弁は一つもなく「見事に騙してくれた」この一言で全部相手が悪く、自分は被害者だと言い放っている。
何故、こんな風になってしまうんだろう。そういう率直な思いなんです。
こういう私も長くフィリピンにいすぎて、同じような経験を何度もしています。
今は幸せですが、過去を振り返ると何回も同じ失敗を繰り返していた。
それは自我が強すぎた。オレが正しいんだ…すべてそこに戻る。(汗)
今の私なら家内とでなくても。うまくやれる自信があります。
その気は全くありませんが…(笑)
それ以前に、そんなに安易に結婚もしない。
最後に殺人を理解する必要は全くない。そう思っています。