井上さんを救う会 

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190日本の恥 ◆GSptDbdLxU
その夜、僕はいつものように部屋でアンフェタミンの甘い香りに浸っていた。
突然、近所のベトナム人のオネーチャンがドアをたたく。
「あんた、のんきにマァなんか、あぶってる場合じゃないわよ!
日本のポリスが2人、あなたを捕まえにプノンペンに来てるのよ!
今、2人のカンボジア人と一緒にプノンペン中を聞き回っているのよ!」
「ここにいたら危ないわ!取り合えず、今日はTちゃんの家に隠れていなさい!
何してるの?着がえなんか後でいいから、」と僕はHチャンに手を引っ張られる
ようにして、Hチャンの知り合いのおじさんのバイクの後に飛び乗った。
僕は今、自分の身に何が起こっているのか、あまりよく理解していなかった。
警察が日本からわざわざ僕を捕まえに来るほどの何か重大な犯罪を僕は犯したのか?
何故僕は、突然このバイクに乗せられたのか?このバイクのおじさんは僕を乗せ、
どこに行こうとしてるのか?ところで、Tちゃんって誰なんだ?
僕の携帯電話が鳴る「井上さん、やばいっす!今、俺ホリデーに来たんですけど、
あのプッシャーの所に日本人の警察が2人、井上さんの写真を持って来たらしいっす!
井上さんを捜し回っているそうです。早く、プノンペンから放れた方がいいですよ!」