(*'-'*)タイのパタヤーの歩き方(*'-'*)

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国際派日本人の情報ファイル(JOG Wing No.201)より引用

島川さんはロンドンで観光学を研究している方です。ある方の次のようなコメントに
対して、専門家の立場から正確な事実を教えてくれました。(伊勢雅臣)

タイのセックスツーリズムを撲滅するNGOであるECPATが
調査した結果、ある年のセックスツーリズム関連での逮捕者総数で見ると、アメリカが
40件でダントツの1位、2位がドイツで28件、3位がオーストラリアで22件、あと英国が19件、
フランスが10件と続き、日本は7件であったそうです。

もちろん日本も6位なので偉そうなことは言えないのですが、世界に広がっている
「セックスツーリズムといえば日本」という認識と現状は程遠いものがあります。

なぜ、こういうことになったのか、よく調べてみると、観光学の研究者の中で、特に
アメリカ人とドイツ人の研究者が日本のセックスツーリズムを強調しているのです。
自国に都合の悪いデータは使わず、イメージを植え付けているのです。観光学に日本
人の研究者がいないため、反論が無く、他のヨーロッパの研究者も日本に罪をなすり
つけてれば自国に非難が及ばないことになるので、特に反論を試みないのです。

もちろんセックスツーリズムは許されたものではありません。しかし、セックスツー
リズムはもっと複雑な要因が絡んでいます。この点では中国も登場してきます。長く
なりますのでここでは省略しますが、日本が反省をしたからといってなくなる代物で
はないのです。本当にアジアの発展を祈るのならば、バイアスのかかっていない正し
い情報を伝え、諸悪の根元を絶つことが重要だと思います。日本批判は、そのセック
スツーリズムをより持続可能にするためのスケープゴートにされているのです。