カーナビ改造計画その2 その1はココ |
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カーナビ改造計画その1にて先日までに部品や配線を用意しました。 あとは、ヤフオクで落札したGood!・Navi for TOYOTAを待つだけに。これはリンク先に詳細は記されていますがトヨタ車用のナビに走行中でもテレビが見られる機能を実現する商品です。 そして郵便受けを覗いてみると商品が届いていました。さっそく加工します。 しかし、走行中でもテレビが見られる機能だけを使うなら加工は不要です。届いた商品をそのまま取り付けるだけです。走行時の操作制限も生きています。 でも、それだけじゃつまらないっ。やりたいことは操作制限の解除といつでもバックモニター表示の機能です。 |
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まずは配線を加工します。3番ピンの車速信号のラインと5番ピンのリバース信号のラインを切り離し圧着端子を取り付けます。 車速信号のカットにより走行中の操作制限が解除されます。ですが、走行中は自車位置にずれが生じるので必要時以外は繋げておく必要があります。このためにスイッチ を用意します。 また、リバース信号の加工によりナビにバックをしているとだます事ができいつでもバックモニター機能を作ることができます。 これも通常動作と強制的にバックモニターを選択して動作させるためのスイッチを用意します。 1番ピンはパーキングブレーキを引くと出力される信号。これとテスト用の4番ピンをアース接続するのがGood!・Navi for TOYOTAの機能です。1番と4番をアースさせるだけで走行中にもテレビが見られるようになるのです。 |
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いつでもバックモニター機能を実現するためにアクセサリ電源を用意します。写真の電源取り出しコネクターはなくても配線できるのですが既設の配線に傷をつけないために用意しました。このアクセサリ電源とナビのリバース信号を直結するとナビに対してバックしているとだますことができます。尚、リバース信号の基準が10〜14Vなので電圧がこんなに高くても問題ありません。写真のコネクタで使用するのは分岐されているアクセサリ電源のみでこのコネクタを加工する必要はありません。 また、配線にギボシ端子などを取り付けて車内では余計な工具を使わずに速やかに作業できるように準備をします。炎天下の車内は暑いですしね。 |
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簡単な配線図を書きましたので参考にしてください。 | |
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さて、配線や部品の用意はできました。あとは取付のみです。 ショートなどの危険防止のために取り付ける前にバッテリーのマイナス端子を取り外します。 じつは6000キロも乗ってこのとき初めて自分でボンネットを開けました。 |
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パネルの取り外しの詳細は車種にもよりますので省きますが・・・ イストの場合は銀色のプラスチックを2本外し、見えてくるエアコンパネル横の2本のねじをプラスドライバーで取り外すだけです。あとはちょっとの力でパネルが外れます。銀色の棒はイルミネーテッドマルチボックスを開けて銀色の棒の中央部をつかみ、ちからまかせにゆっくりとひっぱると取れちゃうのですがこういったやり方はお勧めできません。 |
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こんなかんじでパネルを取り外し4本のねじで固定されているナビを プラスドライバーで取り外し、用意した配線を取り付けます。 | |
次は空きパネルやコインホルダーの位置にスイッチを取り付けます。まずはコインホルダーに指を入れて前にひっこぬきます。 | |
コインホルダーの開いた穴から指をいれ隣の部品を後ろから次々に押し出します。配線を引き回してとりあえず仮組みして動作チェックします。 | |
バッテリーを取り付けナビの初期設定画面が終わり、動作確認のため近所をちょっとまわってみます。どれどれ。
ちなみに、後ろに停まっているのはパトカーです。 |
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と、いうことで一発で成功しちゃいました。あとはあまった配線の処理とスイッチ等をしっかりと取り付けます。どうです。見た目にもいじっているようには見えないでしょ。写真はまだあまった配線の処理をしていないので見えちゃっていますが・・・。 あ、そうそう。バッテリーを外した際にパワーウィンドウがリセットされて初期化が必要となります。各ドアの窓を上げ下げしてください。これにより運転席からの操作が可能になります。 ナビもいくつもの機能が初期状態になっています。TRIPメーターも0に戻っています。 また、NHDT-W53Mの場合マニュアルの別紙に書いてあるのですがバッテリー切断後の初回起動時は完全に立ち上がるまでエンジンを切ってはいけません。切った場合に何が起こるかわかりませんが注意してください。 |
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この作業をするにあたり用意したパーツ。近所のカー用品店やホームセンターで揃います。
使用した工具
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いろいろ用意するものはありますが1万以上もするテレビキットなんか買うより安く済みますしそれ以上の機能が実現できるわけですからこれはいいですよ。でも、画面を 注視することは道路交通法で禁じられているので注意してください。 | |
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