A 独特さがある・・・「一緒にいても別々の遊びをする」なお、自分が所属する集団と行動や感情、常識を共有しにくい。したがってその場で求められていること、周囲から求められていることが理解できず、好きなパトカーや救急車を見つけるとどこにいても走って見に行くというような衝動性を持ち、自分の興味や関心で一杯になると他のことに注意が払えなくなる。不注意と呼ばれる。
B 人とのかかわりに、相互性・発展性がない・・・一見、傍若無人でしゃべりたいときにしゃべり、大人しい子の行動を全て仕切るなど、人とのかかわり方が一方的。それ故に、ある程度自分に配慮してくれる大人とのやりとり関係を好み、同年齢の子どもとの相互的な関係を築くことができない。仕切る一方、あるいは仕切られる一方という特定の関係に陥り、その対応しか持てない
C 場の雰囲気を読めない・・・周囲からどう見られているかに気づく力が弱いため、自分の言動の不適切さに気づかず、それをやり続ける。悪気があるのでなく、気づかないだけなので、常識を行動上のハウツーとして教えることが必要となる。教えれば次からはうまくいくことが多い
60投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 投稿日:2009年04月12日(日) 08時12分28秒
D 自分の感情や他人の感情を理解できない・・・「休みたい」と言えずに極限まで頑張って学校に行けなくなるタイプの子。自分が相当に参っているということを自覚すること自体が難しいために生じる。疲れていることに鈍感、緊張していても身体の状態は語れてもそれに付随する気持ちは言語化できない。口も渇いて見るからに緊張している子に「大丈夫?」と尋ねると、「時々こうなるので」と身体的状態への自覚はあっても、その状態を「緊張」という言葉で概念化することが難しい。自分の不安やいらだちの感情を自覚できないから、自分の中に湧き起こる渦は何倍もつらいものとなる。さらに相手の感情を受け取って共有することが苦手で、他の子が泣いているとのぞき込む、人が階段から落ちてうずくまっているときにケラケラ笑う。
E 人を道具のように使う・・・欲しいものがあれば誰かれかまわず要求し、際限なく求め続ける。人という生きた人形かロボットを相手にした一人遊びをする