書込屋「加路日」始末帳(復刻版)
1投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年09月10日(水) 11時00分12秒
天明七年(1787年)。老中・松平定信の財政引き締め策によって景気が冷え込んだ江戸の町。
 入谷鬼子母神の近くにある書込み屋の「加路日屋」は今日も多くの客で賑わっている。
 「書込み屋」というのは、お互い見ず知らずの人間が、台帳のようなものに、
手前の言いたい事書きたい事を好き勝手に書き込み、それを読み上げ人が読み上げ、
それに対してまた誰かが書き込んで行くと言う、ここ何年かの間に急に広がった一風変わった商売だ。
元々は、とある飴屋が客寄せの為に始めたらしいが、今では江戸の町のあちこちに同じ様な店が出来ている。
 店の中は中央の読み上げ人のいる部屋を囲むように沢山の小部屋に仕切られていて、
 客同士がお互いが顔を会わせる事はない。小部屋には内側に向かって小さな隙間が空いていて、
客はそこから台帳を受け取り、そこから読み上げ人に渡す。
 江戸一番の大店は「壷屋」という書き込み屋で、ここの店は兎に角規模が大きい。
店も日本橋の本店だけでなく、尾張、深川、両国、千住、本所等等、至る所にある。客筋も危ない奴らも多く、
幕府に目をつけられ、番所にしょっ引かれる奴が後を絶たない。
 「寛政の改革」で景気は冷え込むは、吉原の遊郭が大火事で丸焼けするわで、胸に屈託を募らせていたが、
金はなかった江戸庶民には、書き込み屋は金をかけずに暇を潰せるいい遊びであった。
 加路日屋は壷屋には及ばないものの、そこそこ堅実な商売をしている。主人の水谷和日代巳は、
元々飴屋に奉公して手代をしていたが、飴屋が隠居してから暖簾分けしてもらい、
一本立ちして加路日屋を始めたものの、商売そっちのけで春画蒐集に狂っている酔狂な男だ。
 そんな加路日屋には、毎日朝早くから、常連達がやって来る。客は皆、自分達の身分素性を知られない為に、
名を語らず、「名無しの権平衛」で通していたが、常連の内の何人かは、本名とは違う
「板名(いたな)」という変名を用い、総称して「固定衆」と呼ばれていた。
 さて、そんな加路日屋に、今日は一風変わった男がやって来た。
2投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年09月10日(水) 11時27分08秒
おもしろい、続きプリーズ
3投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年09月10日(水) 11時39分09秒
こういう才能ある名無しは放置で固定ネタばっかり盛り上がるんだよなあ
4投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年09月10日(水) 11時48分58秒
そういうお前もその手のスレばっかに書いてるやん
5投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年09月10日(水) 11時49分39秒
盛り上がらないとかいってるけど
こういうスレって読んで面白いってだけで参加ってなると
面白いとかしか書き様がないぞ。
6投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年09月10日(水) 12時14分59秒
わしはもう三行以上は読めない体になってしまっとるでの・・・
7投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年09月10日(水) 12時15分46秒
縦読みしにくい
8投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年09月10日(水) 12時20分22秒
おもしろい
9投稿者:40歳職歴なし  投稿日:2008年09月10日(水) 12時31分10秒
>>3
お前が盛り上げればいいじゃん
次回のネタバラシ風の書き込みしたり(嘘バレ)
10投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年09月10日(水) 14時18分17秒
あげまん
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