怪談
1投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2006年09月10日(日) 14時35分52秒
278 名前:コピペ sage New! 投稿日:04/06/23 15:23 ID:2Ts8Wlqf
ある夏の日の昼下がり。田舎に遊びに来ていた幼い兄弟が田んぼの中で遊んでいる。
ふと、遠くの方に"何か"が居る事に気付く。形や大きさから言って案山子ではないかと思ったが、それは白く、
ゆらゆらくねくねと奇妙に揺れながら、静かに移動している。
兄弟はそれが気になって仕方が無くて、双眼鏡を家に取りに走り、戻ってくるとすぐさまそれを覗き込んだ。
先を越された弟はわくわくした気持ちを抑えきれず、早く早くと兄を急かす。しかし、双眼鏡をじっくりと覗き込む
兄の様子が次第に変わっていく。
双眼鏡を持つ手は震え、顔を蒼白くし、冷や汗をだらだらと流している。この暑い日に。兄の悪ふざけだと思った弟だが、
ただならぬその状態に異変を感じ取る。感じ取りながらも「あれは何だったの?」と聞く。兄は答えた。
「ワカラナイホウガイイ」と。その声は彼のものでは無かった。
兄はそんな状態のまま家に戻ってしまい、残された弟はまだその妙な物体が気になって仕方が無かった。
少しばかりの恐怖を感じながらも好奇心には勝てず、地面に落ちた双眼鏡を拾おうとしたその時、祖父が慌てて駆け寄ってきた。
そして、「あれを見てはいけない!!」ときつく言った。
家に連れ戻された弟はさらに奇妙な光景を目にする。泣き崩れる家族。その中で一人、あの物体のようにくねくねと
踊るように動く兄の姿。気味悪く笑いながら。
田舎から家に帰る日、祖父と祖母は兄をここに置いておいた方がいいと言った。何年かしたら田んぼに放してやるつもりだと言った。
車に乗り込み、弟は泣きながら全く変わってしまった兄に手を振った。
2投稿者:ミトコンドリャー  投稿日:2006年09月10日(日) 14時39分05秒 ID:S6oh2I7C
キチガイを野放しか
3投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2006年09月10日(日) 14時42分02秒
あー俺の田舎でもこういう話あったな。
俺のところでは山の神様になるんだが。
4投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2006年09月10日(日) 14時43分59秒
クネクネだろこれ
投稿者 メール
(゚Д゚) <