テレビがない
1投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2004年11月26日(金) 00時05分12秒
それは置いといて。

口裂け女について
2投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2004年11月26日(金) 00時08分20秒
「あたし、キレイ?」
女は振り向くと、ゆっくりとマスクを外した。
大きな眼に涙を溜め、うまく動かない裂けた唇で笑顔を作る彼女。
俺は彼女を抱きしめた。腕の中で一瞬体を固くする彼女。
「ああ……キレイだ。凄くキレイだよ……」
俺の顔を見上げた彼女は大粒の涙をこぼして叫ぶ。
「本当に?これでもキレイだって言えるの?」
「ああ、君はキレイだ。何回だって言ってやる。キレイだよ」
「ウソを言わないで!」
俺から離れた彼女は懐から鎌を取り出し、長い髪を振り乱して続ける。
「あたしは口裂け女なのよ?あなたを殺すつもりだったのよ?」
俺は彼女の腕を掴み、もう一度抱き寄せる。
「それでも構わない。俺は君が好きだから」
「離して!あたしは妖怪なのよ?口裂け女なのよ?」
「関係ないよ。俺は君が好きなんだ。妖怪だろうと人間だろうと」
「バカ言わないで!そんな事……」
言い終わる前に彼女の唇を塞いだ。最初は抵抗していた彼女もやがて力を抜き、体を委ねてくる。
彼女はただ泣いていた。震える彼女の小さな肩が堪らなく愛しかった。
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