- 1投稿者:初期の生物は死ななかった! 投稿日:2010年08月15日(日) 16時13分52秒
- 「地球上に生命が誕生してから約20億年間、生物は死ななかった。ひたすら分裂し、増殖していたからだ。ではなぜ、いつから進化した生物は死ぬようになったのか?」。
高等生物は放っておくと寿命がきて自ら死んでしまう。遺伝子にプログラムされた細胞の死=「アポトーシス」の視点から、ヒトの死を考える。新書で一般向け読み物だが、科学から倫理・哲学的意味にまで踏み込む深い内容。
「細胞は、内外から得たさまざまな情報─周囲からの「あなたはもう不要ですよ」というシグナルや、「自分は異常をきたして有害な細胞になっている」というシグナル─を、総合的に判断して"自死装置"を発動するのです。」
ヒトの手も指の間の細胞がアポトーシスで死んでいくことで形成される。カエルやチョウぼ変態も不要になった細胞が死んでいくことで実現されている。「細胞を大めにつくって、不要な部分をアポトーシスによって削る」のである。人体の細胞は1日にステーキ一枚分も死んでいるという。
http://www.ringolab.com/note/daiya/2010/08/post-1279.html
- 2投稿者:初期の生物は死ななかった! 投稿日:2010年08月15日(日) 16時14分19秒
- 性=遺伝子の組み換え、死=遺伝子の消去というふたつの原理で、優れた子孫を残していく。個体は長く生きていると、化学物質や活性酸素、紫外線、放射線によって遺伝子がキズをおう。このキズは修復せずに生殖細胞にも変異を及ぼす。老化した個体は遺伝子がキズモノになっている。
「老化した個体が生き続けて若い個体と交配し、古い遺伝子と新しい遺伝子が組み合わされば、世代を重ねるごとに遺伝子の変異が引き継がれて、さらに蓄積していくことになるでしょう。もしこのようなことが繰り返されると、種が絶滅して、遺伝子自身が存続できなくなる可能性もあります。」
だから個体は老いたら死んでいくのが、種全体のためであるということになる。
http://www.ringolab.com/note/daiya/2010/08/post-1279.html
・長寿を科学する
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/10/post-1092.html
・ヒトが永遠に生きる方法―世界一やさしい身体の科学
http://www.ringolab.com/note/daiya/2004/07/post-108.html
・死ぬまでに知っておきたい 人生の5つの秘密
http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/12/-5.html
・100歳まで生きてしまった
http://www.ringolab.com/note/daiya/2003/09/100.html
- 3投稿者:( ̄▽ ̄) 投稿日:2010年08月15日(日) 16時17分07秒
- わしゃ神なのじゃgガッハッハ
- 4投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 投稿日:2010年08月15日(日) 16時19分21秒
- 要約するとジジイの種は欠陥だらけってことだな
- 5投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 投稿日:2010年08月15日(日) 16時28分03秒
- >生物は死ななかった。ひたすら分裂し、増殖していたからだ。
ま、こういう言い方をするんだったら、人間だって自分の50%のコピーを遺し続けているからこそ種が存続しているわけで、死んでいないとも言える。ただ何を以って人が人であるかというアイデンティティの定義の違いだけの話でね。
- 6投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 投稿日:2010年08月15日(日) 16時37分49秒
- >>5
記憶そのままで身体だけ変えたいんだけど無理?
- 7投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 投稿日:2010年08月15日(日) 16時40分20秒
- なんか昔、脳を移植する映画があったよな
- 8投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 投稿日:2010年08月15日(日) 16時40分46秒
- 実例はないの?
- 9投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 投稿日:2010年08月15日(日) 16時45分32秒
- 生物学的に言えば身体こそが生物の本質であって、記憶やら意識やら自我やらの脳によって作られる情報の類は、肉体を生かし続けるための環境装置、喩えるなら良く出来た水槽のようなものゆえに、我々は消滅の恐怖と生きることの虚しさから決して逃れることはできないのです。